防犯カメラの月額無料はどこまで可能?0円運用にした私の構成

防犯カメラの月額を無料にする構成。4台を買い切りの録画機とハードディスクで月額0円運用 防犯・セキュリティ
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防犯カメラを調べ始めると、本体の値段とは別に「クラウド保存料月額○○円」の文字が目に入ります。4台付けたいわが家の場合、月額制だと年間で万単位の固定費になる計算でした。

結論から言うと、防犯カメラは月額無料で運用できます。方法は3つあります。私が選んだのは録画機(NVR)+ハードディスクの「買い切り型」です。カメラ4台を月額0円で回す構成を実際に組みました(機材は購入済みで、設置の様子も本ブログで実況していきます)。

本記事では、次の4つを施主の実体験ベースで解説します。

  • 月額料金の正体
  • 無料にする3つの方法の比較
  • 私の構成と実際の費用
  • 月額無料の弱点

結論:防犯カメラは月額無料で運用できる(方法は3つ)

月額がかかるのは「映像をメーカーのサーバーに預ける(クラウド保存)」場合だけです。映像を自分の手元に保存すれば、維持費は電気代だけ。その手段が①SDカード②録画機(NVR)+HDD③一部機種の無料クラウド枠・本体保存、の3つです。

「月額料金」の正体はクラウド保存料

例えばTP-LinkのTapoCareはカメラ1台で月400円から、Safieは1台で月1,320円からです。仮に月500円×4台なら月2,000円。年間2万4千円で、10年なら約24万円です。カメラ本体より保存料の方が高くつく逆転現象が起きます。台数が多いほど、長く使うほど、月額制は重くなる。4台設置予定のわが家がクラウド型をやめた、最大の理由です。

月額無料にする3つの方法(比較表)

方法 向いてる人 弱点
①SDカード録画 1〜2台だけ・手軽に 容量が小さい。カメラごと盗まれると映像も消える
②録画機(NVR)+HDD 3台以上・長期録画・本気の防犯 初期費用が高め。録画機の置き場所が要る
③無料クラウド枠・本体保存(一部機種) 工事なしで始めたい 保存日数・対象機種が限定的

①SDカードに録画する:カメラ1〜2台で手軽に済ませたいなら

カメラ本体にmicroSDカードを差して、カードに録画する方式です。録画機を置かなくていいので、機器も配線も一番少なくて済みます。ただし容量が小さいので、いっぱいになると古い映像から順に上書きされます。何日分残るかはカードの容量と画質しだいです。最大の弱点は、カメラごと持ち去られると映像も一緒に消えること。台数が少なく、記録より「映っていること」を重視するなら十分な選択肢です。

②録画機(NVR)+HDDに録画する:3台以上なら本命

カメラを1台の録画機にまとめてつなぎ、内蔵のハードディスクに録画する方式です。台数が増えても月額はゼロのまま。全台分を長期間まとめて残せるので、カメラが多い家ほど有利になります。そのかわり、録画機の置き場所と、録画機までの配線が必要です。

なお、録画機まで配線を引くのが不安な場合もあります。機器は自分で選んで、取り付けと配線だけを業者に依頼するという分け方もできます。

③無料クラウド枠のある機種を選ぶ:条件つきでゼロ円にできる

メーカーによっては、直近の一定期間だけ無料でクラウドに残せる枠が付いています。手元の機器を増やさずに外部保存できるのが強みです。ただし無料枠の条件(日数・台数・画質)はメーカーの都合で変わることがあります。無料枠に頼りきる前提で台数を決めないほうが安全です。

防犯カメラの録画保存の比較。クラウド型は4台10年で約24万円、買い切り型は最初に約10.4万円。クラウド型のカメラ代を入れなくても4年5か月で逆転する
カメラ4台の場合。クラウド型は10年で約24万円、買い切り型は最初に約10.4万円

私は「録画機+HDDの買い切り型」にした

わが家は長期間・全方位の録画を残したかったので4台構成。だから②一択でした。選んだのはReolinkのカメラ4台+録画機(2TB HDD内蔵)で、ケーブル込み総額約10.4万円。HDDが満杯になると古い映像から自動で上書きされるので、運用の手間も月額もゼロです。

クラウド型のカメラ本体代を入れなくても、初期約10.4万円は4年5か月で逆転します。計算は104,381円 ÷ 月2,000円=約52.2か月で、53か月目に超えます。それ以降はずっと差が開いていきます。機種選定の詳細は別記事にまとめています。

→ 新築の防犯カメラを自分で設置する準備|4台選定の基準と費用

月額無料の弱点も正直に書く

お金と手間の弱点:HDDは消耗品、置き場所と電源も要る

  • HDDは消耗品:数年で交換前提
  • 録画機の置き場所と電源が要る:棚1段分とコンセント1つ

守れない範囲もある:火災や録画機ごとの盗難、外出先設定

  • 家ごとの被害には無力:火災や録画機ごと盗難には弱い。心配なら重要カメラだけクラウド併用という手も
  • 外出先から見るには初期設定が必要:スマホ連携自体は無料で可能(手順は設置後に実況予定)

クラウド型・警備会社が向く人

【1〜2台で十分】【配線も機器管理もしたくない】【確実に外部保存したい】なら、話は別です。無料クラウド枠のある機種や月額型・警備会社型の方が幸せになれます。どちらが得かは台数と使い方しだいです。

「機器は自分で選ぶけど、取り付けだけは任せたい」場合は、設置工事だけを業者に頼む選択肢もあります。防犯カメラ設置なら【防犯カメラ設置110番】のような見積もりサービスで、工事費だけの相場が先に分かります。相場が分かると、DIYと比べやすいです。

まとめ:防犯カメラを月額0円で回すには

月額の正体はクラウド保存料です。手元保存(SDカードまたは録画機+HDD)を選べば、月額無料にできます。台数が多い・長く使うなら、買い切り型が得です。

3台以上を月額0円で録画したいなら、録画機とセットの機種から選ぶのが近道です。わが家が選んだ4台の型番と、ケーブル込み約10.4万円の内訳を見れば、買うものが決まります。

→ 新築の防犯カメラを自分で設置する準備|4台選定の基準と費用

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