新築の防犯カメラ配線は建築中に|施主が実際にやった準備と指示

新築の防犯カメラ配線は壁が閉じる前が勝負。配管・置き場・電源の3つを建築中に決める 家づくり・配線
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新築に防犯カメラを付けたい。でも「工務店に何をどう指示すればいいのか分からない」という悩みは、知恵袋にも同じ質問がありました。家を建てる人共通の悩みです。ハウスメーカー側も防犯カメラの配線に慣れていないことが多いからです。

結論から言うと、やることは3つだけです。「配管(PF管)の仕込み」「録画機の置き場所」「電源1口」を、壁が閉じる前に頼むだけです。

私は電気工事士の資格を持つ施主で、新築の電気配線を自分で設計し、防犯カメラ4台の配線計画まで組みました。わが家は「ケーブルを1本も外に見せない屋内配線」の方針にしました。本記事では、建築中に仕込んだことと工務店への伝え方(コピペで使える指示文付き)を実体験で解説します。後悔しないための注意点も書きました。

結論:防犯カメラの配線は「壁が閉じる前」が勝負

家が完成してから壁の中にケーブルを通すのは大工事ですが、建築中なら配管を1本仕込むだけで済みます。費用も仕上がりもまったく違います。あと付けだと「外壁にケーブルが露出」か「高い工事費」の二択になりがちですが、建築中ならどちらも避けられます。

方式は「PoE」を選ぶと配線計画が一番シンプル

PoE(LANケーブル1本で電源+映像を送る方式)なら、カメラ1台につき必要な配線は、たった1本です。そしてよく質問にあがる「カメラの近くに屋外防水コンセントは必要?」への答えは、PoEなら不要です。カメラ用の防水コンセントを減らせば、減額もできます。

機種選びの話は「新築の防犯カメラを自分で設置する準備|4台選定の基準と費用」にまとめました。

建築中にやっておくこと3つ

①カメラ予定位置→機材置き場までの「配管(PF管)」を仕込む

壁や天井の中に、ケーブルの通り道になるチューブ(PF管)を入れておく方法です。中身のケーブルは後から通せるので、将来の交換や増設にも対応できます。ポイントは太さで、CAT6を通すなら22mm以上だと安心です(細い管はコネクタ付きケーブルが通りにくい→後述)。

新築の天井裏に通した空配管。防犯カメラのLANケーブルを通すPF管が梁の上に固定してある
わが家の天井裏です。壁が閉じる前に、白いPF管を梁の上に固定してあります

②録画機の置き場所を先に決める(録画機が配線の終点)

PoEの配線は全部録画機に集まります。だから「録画機をどこに置くか」を先に決めないと配管の行き先が決まりません。わが家は収納の中に機材用のスペースを設計段階から確保しました。扉を閉めれば見た目に影響ゼロです。必要なのは棚1段分とコンセント1口です。録画を月額0円で回す構成は「防犯カメラの月額無料はどこまで可能?0円運用にした私の構成」にまとめました。

③スマホで外から見たいならルーターへの経路も

録画機→ルーターのLAN1本があれば外出先からスマホで見られます。機材置き場とルーターが離れているなら、両者をつなぐ配管も忘れずに入れてください。

外から見るには、家のネット回線も要ります。回線が未定なら、窓口の選び方は「新築の光回線が間に合わないとき|開通まで困らない窓口2つ」にまとめました。

わが家の方針:ケーブルは1本も見せない

せっかくの新築です。外壁にケーブルが這うのは避けたかったので、わが家は録画機までのルートをすべて屋内に通す計画にしました。ホームシアター用の映像ケーブルも同じ発想でPF管を仕込みました。カメラの取り付けと通線の実際の様子は、設置が進み次第、本記事に追記します(失敗も含めて公開します)。

工務店への伝え方(コピペで使える指示文)

難しい専門用語は不要です。このまま渡せば伝わります:

「防犯カメラを自分で付ける予定です。○箇所(軒下付近)から、○○(機材置き場)まで、LANケーブル(CAT6)が通る配管(PF管の22以上)をお願いします。機材置き場にコンセントも1口お願いします。カメラ用の屋外コンセントは不要です」

これだけで、知恵袋の質問者が困っていた「何をどう指示すれば?」は解決します。

先に知っておきたい注意点3つ

  1. コネクタ付きケーブルは管に通りにくい:頭のコネクタが太いため、細い管では引っかかります。太めの管を仕込むか、コネクタなしケーブル+あと付けコネクタという手も
  2. 曲がりが多いと通線が大変:配管はできるだけカーブを少なくします。通線ワイヤーがあると安心
  3. 機材置き場は熱こもりに注意:録画機は24時間動きます。密閉空間なら通気の道を確保

もう建てちゃった人へ(あと付けの現実的な選択肢)

建築中でなくても諦める必要はありません。軒下・外壁沿いの露出配線でも、屋外用のコネクタ付きCAT6なら差し込むだけで済みます。窓の隙間ケーブルを使えば壁に穴を開けず室内に引き込めます。

新築の防犯カメラ配線のまとめ

建築中にやることは「配管・置き場・電源1口」の3つだけです。指示文は上のものをコピペで使えます。

壁が閉じる前に決めることの一覧は「新築の電気配線で決めること|全部自分で配線した電気工事士が解説」にまとめました。

配管を仕込んだら、残るのはカメラと録画機選びです。月額0円で録画できる4台を、ケーブル込み約10.4万円で買った内訳は次の記事にまとめました。

→ 新築の防犯カメラを自分で設置する準備|4台選定の基準と費用

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